こんにちは、鍼灸師のテラダです。今日は「冷え性」についてお話ししたいと思います。
冷え性って、ただ「寒い」ってだけじゃなく、手足が氷のように冷たい、靴下を何枚履いても足先が冷える、布団に入ってもなかなか温まらない… そんなツライ現象ですよね。冬だけでなく、夏でもクーラーの効いた部屋でガタガタ震えている人も多いんじゃないでしょうか?
今日は、そんな冷え性について原因と対策をお伝えしていきます。
冷え性あるある!こんな経験、ありませんか?
① 手が冷たすぎてスマホの指紋認証が反応しない
「寒すぎてスマホがロック解除できないんですけど!?」なんてこと、ありませんか?スマホが「あなた誰?」みたいな反応をしてくると、切なさがこみ上げますよね…。
② 足が冷たすぎてお風呂のお湯がぬるく感じる
「今日はちょっとぬるいな~」と思ったら、足が冷たすぎて感覚がバグってる だけ。温まってくると「アッツ!!」ってなる、あの現象です。
③ 「冷え性だから靴下履いて寝る」→ 途中で脱ぎ散らかす
冷え性の人、靴下履いて寝がちですよね。でも夜中、暑くなって無意識に脱いでることが多い。そして朝、ベッドの中から靴下が出てくる…。なんであんなに脱ぎたくなるんでしょう?(実は足の裏が汗をかいて蒸れるのが原因だったりします)
そもそも冷え性の原因って?
冷え性の原因は 血行不良。特に女性は筋肉量が少ないので、体の中で熱を作りにくいんです。
冷え性の主な原因
- 血流が悪い(デスクワークや運動不足で血が巡らない)
- 自律神経の乱れ(ストレスや不規則な生活で体温調節がうまくいかない)
- 食生活の偏り(冷たい飲み物や甘いものの取りすぎで内臓が冷える)
- 筋肉量が少ない(筋肉は熱を作るので、筋肉が少ないと冷えやすい)
特にデスクワークの人は、長時間同じ姿勢でいることが多いので、血流が滞って冷えやすいんです。「仕事中、足先が氷みたいになってる…」という方、多いのでは?
冷え性対策!笑いながらできる改善方法
冷え性を改善するには、血流を良くすることが大事。そこで、今日からできる簡単な対策を紹介します!
1. お風呂で「湯船」にちゃんと浸かる
「シャワーだけで済ませがち!」な人、ちょっと待って!シャワーだと体の表面しか温まりません。40℃くらいのお湯に15分くらい浸かる と、体の芯からポカポカになりますよ。
ポイントは 「肩まで浸かる」より「みぞおちあたりまで浸かる」 こと。これで心臓に負担をかけずにしっかり温まれます。
2. スキマ時間に「つま先立ちエクササイズ」
筋肉が少ないと冷えやすいので、簡単な運動をしましょう!
やり方は超簡単。「つま先立ちして、5秒キープして、ゆっくりかかとを下ろす」 を10回繰り返すだけ!
これを1日3セットやるだけでも、ふくらはぎの血流が良くなり、冷えが改善されます。仕事中、こっそりやるのもアリです(笑)。
3. 「冷たい飲み物」をやめる(できるだけ)
暑い時期でも「キンキンに冷えた飲み物」はなるべく避けましょう。常温の水や白湯(さゆ)がオススメ!
「いや、白湯って…修行僧じゃあるまいし…」と思うかもしれませんが、意外とハマる人が多いんです。じんわり体が温まって、「あれ?意外と悪くないぞ?」ってなります。
4. 「温めるポイント」は首・手首・足首
「首」と名前がつくところを温めると、全身の血流が良くなります。なので、冬は マフラー、アームウォーマー、レッグウォーマー を活用するとGOOD!
夏でもエアコンの冷えがキツイなら、薄手のストールを巻いたり、足元にブランケットを置くだけで違います。
5. ツボ押しで温める
冷え性に効くツボは色々ありますが、特にオススメなのが 「三陰交(さんいんこう)」。
場所:内くるぶしから指4本分上の、すねの骨のすぐ後ろ。
押し方:親指でじんわり押して、5秒キープ → ゆっくり離す。これを5回繰り返す。
冷えだけでなく、生理痛やむくみにも効くので、女性には特にオススメです!
まとめ:冷え性は「ちょっとした習慣」で改善できる!
冷え性は、「体質だから仕方ない…」と諦めるのではなく、ちょっとした習慣を変えるだけで改善できます!
✔ 湯船にしっかり浸かる
✔ つま先立ちエクササイズをする
✔ 冷たい飲み物を控える
✔ 首・手首・足首を温める
✔ 三陰交を押す
どれも簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!
そして、冷え性がひどくてツライ方は、鍼灸やお灸 も効果的です!体の内側から温めて、血流を改善してくれるので、「もう何やってもダメ!」という方は、一度施術を受けてみるのもアリですよ。
冷え知らずのポカポカ生活、目指しましょう!