皆さん、最近「なんだか足がしびれる」「歩くと痛くて立ち止まってしまう」なんてこと、ありませんか？ もし「まあ歳だからしょうがないよね〜」なんて放置しているなら要注意！ それ、もしかすると 脊柱管狭窄症 かもしれません。
「狭窄（きょうさく）」っていう字を見るだけで、なんだか狭くて苦しそうな感じがしますよね。でも実際、脊柱管狭窄症っていうのは、背骨の中を通る神経のトンネル（脊柱管）が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれが出る病気なんです。
つまり、神経の交通渋滞 みたいなもの。高速道路で渋滞にはまるとイライラするように、神経も「ちょっと！道が狭くて通れないんだけど！」と怒って痛みやしびれという形で訴えてくるわけです。
では、この渋滞をどうやって解消すればいいのか？ 今日はそのあたりをお話ししていきますね！
1. 脊柱管狭窄症ってどんな症状？
まずは、「私、もしかして脊柱管狭窄症？」と心当たりがあるかどうか、チェックしてみましょう。
✅ 歩いていると足がしびれてきて、立ち止まると楽になる
✅ 前かがみになると痛みが軽くなる（買い物カートを押してると楽）
✅ 長時間立っているとツラい
✅ 腰の痛みだけでなく、足にもしびれや違和感がある
どうでしょう？ 3つ以上当てはまるなら、かなり怪しい…。
実は、脊柱管狭窄症の特徴的な症状のひとつが 「間欠性跛行（かんけつせいはこう）」 というもの。これは「歩いていると痛みやしびれが出るけど、休むとまた歩けるようになる」症状です。
買い物中、おばあちゃんがカートに寄りかかりながらスイスイ歩いているのに、カートを手放した途端「イタタタ…」と動きが鈍くなるのを見たことありませんか？ それ、まさに脊柱管狭窄症のサインかもしれません。
2. なんでなるの？ 原因を知ろう！
脊柱管狭窄症の主な原因は 加齢による変化 です。
「はいはい、結局歳のせいね…」とガッカリするのはまだ早い！ 確かに年齢を重ねると、背骨のクッション（椎間板）がすり減ったり、骨が変形したり、靭帯が分厚くなったりして脊柱管が狭くなっていくんですが、姿勢や生活習慣の影響も大きい んです。
特に、
☑ 長時間のデスクワーク（猫背気味でずっと座ってる）
☑ 重いものを持ち上げることが多い仕事
☑ 運動不足で筋力が低下している
こんな生活を続けていると、脊柱管の渋滞はどんどんひどくなります。
つまり、「歳だから」と諦めるのではなく、生活を見直せば症状を改善できる可能性がある んです！
3. 自分でできる対策
「病院に行くのはちょっと面倒くさい…」「手術はイヤ！」という人も多いはず。 そんな方のために、まずは 自分でできる対策 を紹介します！
✅ ① 姿勢を見直そう
背中が丸まった姿勢が続くと、脊柱管がさらに狭くなって神経への圧迫が強くなります。
→ デスクワークの人は、椅子の高さを調整し、深く座って背筋を伸ばすよう意識しましょう！
→ スマホを長時間見るときは、首を下に向けず、できるだけ目の高さに！
✅ ② ストレッチと軽い運動
「痛いから動かしたくない…」と思うかもしれませんが、逆に動かさないと筋力が低下して悪化してしまいます。
おすすめは、
☑ 太ももやお尻のストレッチ（寝たままできる）
☑ ゆっくりしたウォーキング（無理のない範囲で）
「散歩もきつい！」という方は、座ったままでできる かかと上げ運動 も効果的。
✅ ③ 温める（血流改善！）
冷えると筋肉が硬くなり、神経への圧迫が強くなります。
→ お風呂にゆっくり浸かる（シャワーだけで済ませない！）
→ ホッカイロや湯たんぽを活用する
「温泉に行く理由ができた！」と喜ぶ人もいるかもしれませんね（笑）。
4. それでもツラいときは？
「いやいや、もうそんなレベルじゃない！ 何やっても痛いんだけど！」という方は、病院や鍼灸院での施術を考えましょう。
☑ 整形外科では、リハビリ・薬・ブロック注射などが選択肢に
☑ 鍼灸やマッサージでは、筋肉の緊張を和らげ、血流を改善
「病院か、鍼灸か…どっちに行けばいいの？」と迷う方も多いですが、症状の重さによっては 併用するのもアリ！
5. まとめ
脊柱管狭窄症は放置しない！
痛みやしびれが出たら「歳のせい」と決めつけず、まずは生活習慣を見直すことが大切。
✅ 姿勢を正す
✅ 適度にストレッチ・運動をする
✅ 温めて血流改善！
✅ ツラければ、病院や鍼灸院を頼る
「まだ大丈夫」と思っていても、気づいたら悪化していることも…。
今のうちからできることを始めて、いつまでも元気に歩ける身体を目指しましょう！
