身体のこと

この症状、温めるべき?冷やすべき? 迷えるあなたへどうするべきかを症状別に解説!

こんにちは!鍼灸師のテラダです。

「痛い!」「腫れた!」「なんか違和感…」そんなとき、あなたは温めますか?冷やしますか?
この判断、意外と迷いませんか? 間違えると逆効果になることもあるので、今日はこの「温める?冷やす?」問題を解説していきます!


まず結論!基本の考え方

温めるべきか、冷やすべきかをざっくり分けると、こうなります。

冷やすべき症状

急な痛みや腫れがあるとき(炎症がある場合)
ケガをしてすぐの打撲・捻挫・やけど
熱を持っている部分がある(触ると熱い)

→「とりあえず冷やせ!」のパターンです。

例えば、スポーツ中に足をくじいたら「アイシング」って聞いたことありますよね?これは炎症を抑えて腫れを最小限にするための処置です。

間違って温めると…
腫れがひどくなり、痛みも増して「うわぁぁぁ!」となる可能性大!

温めるべき症状

慢性的なコリや痛み(肩こり・腰痛など)
冷えによる不調(生理痛・胃腸の不調など)
血流が悪そうなとき(冷たい、こわばっている)

→「とにかく温めろ!」のパターンです。

例えば、長時間デスクワークをして「肩ガチガチ」なとき、氷を当てたらどうなりますか?
…余計に固まりますよね!?そんなときは、お風呂に入る・カイロを貼る・ホットタオルを当てる などの温めるケアが効果的です。

間違って冷やすと…
「冷えてさらに動かなくなる」という悪循環に…。想像しただけでつらいですね!


実際のシチュエーション別に見てみよう!

【ケース①】階段で足をくじいた!

答え:冷やす!
→捻挫は急性のケガなので、まずは氷や冷たいタオルで冷やしましょう。痛みや腫れが落ち着いてきたら、少しずつ温めるケアに移行します。

間違って温めると…
「腫れが増して、靴が履けない!」なんてことに…。


【ケース②】肩こりがひどい…

答え:温める!
→慢性的な肩こりは血流が悪くなっていることが原因。お風呂やホットタオルでじんわり温めると◎

間違って冷やすと…
「肩こりが悪化して、肩がロックされた状態に!」


【ケース③】長時間スマホを見ていたら、首が痛い!

答え:場合による!
→首の痛みが「ズキズキする」「熱を持っている」なら冷やす。
→「重だるい」「ガチガチにこっている」なら温める。

判断に迷うときは、まず触ってみて「熱を持っているか?」をチェック!

間違った判断をすると…
「冷やしたら余計に固まる」「温めたら炎症が悪化する」という地獄コースに…。


【ケース④】ぎっくり腰になった!

答え:最初は冷やす、その後温める!
→ぎっくり腰は急性の炎症が起こっているので、最初の48時間は冷やして炎症を抑えます。その後、痛みが落ち着いてきたら温めるケアに移行しましょう。

間違って最初から温めると…
「炎症がひどくなって、さらに動けなくなる!」


【ケース⑤】生理痛がつらい…

答え:温める!
→生理痛は血流の悪さが原因のことが多いので、カイロや湯たんぽでお腹や腰を温めると楽になります。

間違って冷やすと…
「冷えが悪化して、痛みが増す可能性アリ!」


まとめ

冷やすのは「急なケガ・炎症・腫れがあるとき」
温めるのは「慢性的な痛み・コリ・冷えがあるとき」
迷ったら「熱を持っているか?」をチェック!

間違えると症状が悪化することもあるので、ぜひこの知識を活かしてくださいね!

「でも、よくわからない!」というときは、無理せず医療機関にご相談を!

あなたの健康を全力でサポートします!